滅びの歌ゲンガーの取り扱い説明書in対面構築
目次
1はじめに
2ほろゲンの役割って?
3どうやって1対1をとるの?
4なぜほろゲンと対面構築の相性がいいのか? ←重要
5ほろゲンが隙を見せるポケモン
6ほろゲンと相性がいいポケモン
7おわりに
1はじめに
対面構築のゲンガーって、CSでフルアタのイメージない?それとは逆に滅び道連れゲンガーってどっちかっていうとサイクルパにいれて、苦手なポケモンを無理矢理カットしにいくイメージない?(あるある(*_*)) 今回はそんなイメージとは裏腹に、対面構築にほろゲンいれるのめちゃつよやぞ〜っていう話をする。
2ほろゲンの役割って?
ほろゲンの役割は1対1交換をすることである。1対1交換とはゲンガー1匹と相手のポケモン1匹を同時に戦闘不能にすることである。S130という速さからのみちづれとほろびの歌を組み合わせると、ほぼ全てのポケモンと11交換ができる。逆にゲンガー1匹で相手のポケモン2匹を持っていくことはなかなか難しい。どうやって11交換するのかは、次の章で述べる。
以下ほろゲンは
h252s252 シャドボ ほろびの歌 みちづれ 守る
であると仮定して話を進めます。
(HをBやDに割いたりして、ゲンガーのシャドボ確定耐えしたりミミッキュの+2影うち確定耐えする調整も有名なのでそこらへんはお好きにどうぞ)
3どうやって1対1をとるの?
以下①~⑦パターン解説する。
①みちづれ(+守る)の連打
最も基本的な1対1の取り方。ゲンガーより遅いアタッカーはこの方法で処理する。またゲンガーを1発で落とせないスカーフ持ちもこの方法で処理できる。相手の攻撃を1発も耐えなくても、上をとれれば1対1をとれる。ただし相手にでんじはなどの補助技や、S上昇がある積み技、岩石封じなどのS降下技などがある場合一方的にゲンガーがやられてしまうので注意が必要である。例:たくさんのポケモン
具体例
こちらゲンガー、相手カバルドン
みちづれ 地震
②滅び+みちづれ(+守る)の連打
相手の攻撃を絶対に1発は耐えるという確信がある時に使う方法。基本的にこれを一番よく使う。相手の初手補助技にも対応できる。
オニゴーリに対してもこれで処理できる。例:ヒードラン、カプレヒレなど
こちらゲンガー、相手ヒードラン
1ターン目
滅びの歌 大地の力
メガネ以外のドランの大地は耐える^で^、スカーフはやめちぇね
2ターン目
みちづれ 大地の力
補助技で粘られたりしたとしても1ターン目に滅んでいるので問題なし
③滅び+守る+守る(みちづれ)+交代
欲張ってゲンガーを生かしたまま相手のみを倒せる方法。主に耐久ポケモンなどはこの方法で処理することが多い。例:ポリゴン、ドヒドイデなど
こちらゲンガーと裏にカプテテフ 相手ポリゴン2
1ターン目
ほろびのうた イカサマ
ほろびのカウント3
2ターン目
守る イカサマ
ほろびのカウント2
3ターン目
守る イカサマ
ほろびのカウント1
守るが失敗してもイカサマをゲンガーが耐えるため問題なし
4ターン目
テテフバック イカサマ
ほろびのカウント0 ポリゴン2だけ死亡
なおこのターンに交換読みをほぼされるため注意が必要
④滅び+守る+相手の攻撃1発で4ぬポケモンに交代+ゲンガー出して守る
相手が積み技や補助技やS降下技を打ってきそうな時やゲンガーを残したいときに、裏のいらないポケモンをきることによってこの方法で処理できる。
裏のポケモンのHPが1でも残っていればこの方法を使えるため、HPが残り少ないポケモンが生きる。例:たくさんのポケモン
1ターン目
ほろびのうた アイアンヘッド
ほろびのカウント3
ゲンガーはグロスのアイへを耐える
2ターン目
まもる バレパン
ほろびのカウント2
1回守って
3ターン目
トノバック バレパン
ほろびのカウント1
ニョロトノは4ぬ
4ターン目
守る バレパン
ほろびのカウント0
特性かげふみにより相手は逃げられない。ニョロトノを生贄にすることにより、ゲンガーを生存させつつ相手のみを倒すことができる。この倒し方を知らない人が意外と多い。
⑤みちづれ+滅び+守る+相手の攻撃1発で4ぬポケモンに交代+ゲンガー出して守る
④の派生形。ゲンガーに対してS上昇系の積み技を打ってくるか、そのまま攻撃してくるか分からない時などは最低限ゲンガーと1対1をとってもらいたい
ためこの方法をとる。例:ボーマンダ、ウルガモスなど
こっちゲンガー、裏にHP1のニョロトノ 相手ウルガモス(一般的な炎zガモス)
1ターン目
みちずれ ちょうのまい(起点やん・・・)
2ターン目
滅びの歌 ちょうのまい(今攻撃したらみち づれ発動しちゃうから舞わなきゃ...)
ほろびのカウント3
もしここで攻撃されても、1対1をとれるので最低限の仕事ができる。
3ターン目
守る ほのおのまい(早く攻撃しなきゃ)
ほろびのカウント2
1回守って
4ターン目
トノバック ほのおのまい(炎Z)
ほろびのカウント1
ニョロトノは4ぬ
5ターン目
守る ほのおのまい(無念...)
ほろびのカウント0
ウルガモスは4ぬ。
実質HP1のニョロトノとHP満タンのウルガモスとの11交換であり爆アドである。
⑥みちづれ、滅び、守るを上手く組み合わせて対処
相手にふいうちがある場合など択ゲーになることが多いが、基本的にこちらが有利な択になることが多い。例:クチート、ガルーラなど
⑦それ以外
実戦では①~⑥のようにうまくいかないことも多い
4なぜほろゲンと対面構築の相性がいいのか?
(1)数的有利をとった後の詰め性能
対面構築とは、できるだけ交代をせず常に数的有利をとってそのまま最後まで押しきるという考えの構築であるが、ほろゲンはその考えにすごくfitするポケモンである。例えば先発のポケモンで数的有利をとって、相手2体こっち3体になったとする。するとゲンガーを使って、11交換することによって相手1対こっち2体の状態を作り出すことができる。また相手1体こっち2体の場合も同様にして、ゲンガーを使い相手0体こっち1体(勝利)にすることができる。他のポケモンで数的有利をとれば、ゲンガーで詰めていくことが容易である。
(2)物理メガとの相性のよさ
対面構築を組むに当たって、メガ枠に強力な物理アタッカーを採用したい。ガルーラしかりメタグロスしかりルカリオしかり…それらのポケモンは強烈に物理受け(クレセリア、ポリゴン2、モロバレル…)を誘う。メガゲンガーはそれらの物理受けに対して滅法強く(カバとランドは微妙)、それらをゲンガーと対面させてしまえば、一気に試合を有利に進めることが出来る。
(3)サイクルに強い
一般的に対面、サイクル、積みの3すくみになっているという話は有名である。そう、対面構築はサイクルに弱くなりがちである。ほろゲンはそんなサイクルパーティーに対してかなり相性がいい。また対面構築はZ技を用いて相手のパーティーを崩すのが一般的であるが、Zをすかされて崩せなかった時など、崩しの保険にもなり得、ゲンガーで2体持っていくことも稀ではない。
(4)積みに対しても5分以上に戦える
数的有利をとってしまえば、積み構築に対しても5分以上で戦うことができる。3章の⑤を見てもらえば分かると思う。
(5)HPが残り少なくなったポケモンを活かせる
対面構築を組む性質上、相手の攻撃を1発は耐えるが2発以上は耐えないポケモンが採用されやすい。(ガルーラ、ミミッキュ、キノガッサetc…)襷キノガッサで先発のポケモンを1体持っていったものの、2体目のポケモンにあっさり先制技で倒されてしまっては数的有利をとった意味が薄れてしまう。(もちろん倒されてしまったとしても、そのポケモンに有利なポケモンを無償で後出しできるので、決して悪くはないが)ほろゲンはそれらのポケモンを3章の③や④を使って有効活用することができる。
(6)ほろゲンを採用することによる副産物
上記以外にも対面構築でなくても、ほろゲンを採用することによるよい意味での副産物は、以下のようなものが存在する。
・オニゴーリスタンを対策できる
・バトンパ全てを対策できる
・受けループに対して追い討ち枠(バンギラスやベトベトンなど)の選出を強制できる
5ほろゲンが隙を見せるポケモン
もちろん苦手なポケモンも存在する。以下に示す。
・ミミッキュ・・・なるべく対面させたくないがもし対面してしまった場合は、ほぼほぼ剣舞を打ってくるのでシャドボでつっぱった後かげうち読みでポリゴン2などの受けに引きましょう。
・リザードン・・・滅びを打とうものならオバヒやフレドラ、みちずれしようものならニトチャ、技を1回みるために守ろうものなら竜舞がとんでくるので対面した場合頑張って択ゲーするしかない。
・スカーフ地面、超、悪・・・上からワンパンされたら無理やろ。
・追い打ち枠・・・実はそんなに辛くない。追い打ち枠と11交換できるからである。
・ゲッコウガ・・・型を見極めることができれば全然いける。
6ほろゲンと相性のいいポケモン
主題じゃないので軽く書きます。
ポリゴン2・・・ほろゲンの苦手なスカーフ持ちをうけれ、数値受けができポリゴン2が苦手な耐久毒持ちをゲンガーで完封できる。
耐久ランドロス・・・相性補完が優れており、とんぼ返りで対面操作も可能である。
7終わりに
なんか色々言ってるけどよう分らんわ~、実戦で見てみたい。ほろゲンをうまく使ってる生放送とかないかな~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
あるんだなあこれが→
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